M美様 年内ご出産予定

私が治療を開始したのは、入籍より1年前の時期。日本生殖医学会、生殖専門医のA病院に41歳から49歳まで約8年間通院していました。

初診から体外受精を計画し、ひと月かからないうちに採卵を行いました。当初より、採卵のための誘発を行っても毎月1つ採卵できるのが精一杯でした。「採卵」+「顕微授精」で受精卵が2つできれば「胚移植」を行うサイクルでした。

当初より、46歳がリミットと計画はしていたのですが、「陽性反応」が何度かあったことと、毎年、新年を迎えて誕生日月の3月末までと思うのですが、主治医の「12月末まで治療していこう」の言葉に、「治療の結果がでるまで、わが子を抱くまで」と結局当初の計画より3年も延長となりました。金銭面や夫婦仲に問題なく、ただただ、言われるままに通院していました。45歳過ぎた辺りから採卵が思うように進まず、手術中に「ノーエッグ」ということが増えてきました。なにかの記事で、『不妊治療は、採卵できることを願っているような状況にある人は、出産どころか妊娠に至らない』のような事が書かれてあり、私のことだと思いました。49歳の誕生日で切りよく治療を終えました。

この9年間は、採卵に備え、生理も薬で調整していました。4月の生理を終えたのが最後、閉経したのかなぁと思い、不調はなかったのですが、こころのメンテナンスも含め、新規でレディスクリニックを受診し、これまでの不妊治療についての話を聞いていただきました。初診で主治医から「養子縁組」や「卵子提供」の提案がありました。「当クリニックでは行っていないが、以前の病院で、どうも(内密)卵子提供で出産に至ったケースがあった。」と。

そこからわたしの第二弾、不妊治療計画が始まりました。

検索することから始まった卵子提供、主人と1度目の問い合わせ面談に新大阪の事務所を訪ねたのは、7月頃のように思います。

多々あるエージェントからAqua Beautyにお願いした経緯について、第一の決め手は国内完結、そして登録数約200人の日本人ドナー様から卵子を提供していただけること。またドナーより採卵し受精卵となってからの移植に際して、これまで通院していたA病院が可能なら、「胚移植」もそちらでできるかもですよ。のご助言をいただきました。結局A病院では受け入れは不可能でしたが、Aqua Beautyと契約し2度目の面談に進む形になりました。初回時より「なんでも聞いてください」のお言葉に甘え、金銭面についてもくわしくご案内いただき、今後わたしが新たにお世話になる病院の開示がありました。驚いたことに不妊治療を経験している人なら関西では誰もが知っている病院で心強く感じました。あらかじめ私たちの意向に添ったドナーを坂田さんが準備してくださり、パソコン上で見せていただきました。帰宅し、候補順に主人と決定しました。

候補順の第一希望のドナーと調整が可能と連絡をいただいてから、採卵までたびたびの契約書や入金がありましたが、その都度詳しく説明いただき、メールやラインで請求書、明細書のやり取りを行いました。ドナーとは移管手続きの際に、オンライン上でお顔を拝見し、安心しました。

「採卵10個」1月上旬に、私の住む関西のクリニックに移管が完了しています。ここからが私たち夫婦の「卵子」です。

「顕微授精」や「PGT-A検査」。今春は私の子宮をメンテナンスする予定です。私の計画では年内に「受精卵を2つずつ胚移植する」つもりです。